連つながり
このおまつりが最初に開催されたのは平成17年3月。
場所も同じこの伊万里駅前広場を中心に、今まで行われていなかった春のまつりをここに定着させようと、市民グループが一から手作りで始められたとのこと。
当時の出演は、よさこい関係が6チーム。
それとエイサー隊が2チームっていうことで、合わせて8チームという、いかにも手作りっていう感じのこじんまりと、しかし、しっかりとまとまれる数でのスタートを切られたようです。
その時の名物は「伊万里牛汁」 けど、少なくとも、今年は見なかった気がします。
無料で振る舞う客寄せのアイテムにもいささか無理があるって思いますし、お邪魔させていただく側も、最低の負担っていうのはしていくことが、イベントを長続きさせるコツじゃないかなって思います。
蛇足ながら、出店側は、この出逢いがきっかけでお得意様も出来ることを考えれば、まつり特価の設定をしていただいた方がいいんじゃないかなって思います。
でも赤字っていうのは、やっぱり良くないんですけどね。
5回目を数える今回、よさこいチーム24チーム。エイサー隊2チーム。和太鼓チームが2チーム、計28チームの出演ということで行われました。
その中で特に注目っていうか、残念な出来事でもあるんですけど、今年でその活動を中止されるって宣言されていた「伊万里蠎酔人」がこのステージを最後にいよいよ解散。
その場に自分がいれることが幸運なのか、逆に知らないうちに逢えなくなってしまっていた方が悲しみは少なかったのか…。
そんな、後ろ向きなことを考えながら、10時の開会を待ちました。
会場には、トルコライスさんもすでに到着していて、一応センターとおぼしき位置に陣取りました。
この「センターとおぼしき」っていうのが、太鼓チームには理解していただけなかった気もしたんですけど…。
イベントの冒頭には、よく「和太鼓」が用いられます。
この太鼓の歴史って、本当は誰も良く分からない。
一説によると、縄文時代にはもうその原型が登場してて、情報伝達の手段として用いられていたとか。
日本神話の「天岩戸」でアメノウズメが踏みならした桶が、そのもとになったっていう説もあり様々ですが、とにかく、この太鼓からの振動は、人間の体にうまく響き、心を休めたり、眠った感覚を呼び起こしてくれる効果が大きいと言われています。
実際、施設の訪問などをされた和太鼓のチームからも、普段何の反応も示さなくなってしまったお年寄りが、太鼓の音を聞き、体を揺り動かし、実際に太鼓に触ったりして、表情も豊かになってくれた。
あるいは、涙を流して喜んでくれたっていう話をよく伝え聞きます。
それだけの効果があるこの太鼓に、若い時期から取り組むことは、単に演奏だけにとどまらない、人間の歴史を学ぶことにもつながるんじゃないかなって思います。

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